価格の調べ方

当サイトに載っている金額が、どうやって作られているかを公開します。

趣味の費用には、補助金や税金のような「公式の金額」が存在しません。だからこそ、どこから持ってきた数字なのかを曖昧にすると、ただの感想と変わらなくなります。

そこで当サイトは、金額の作り方そのものを変えました。

原則:相場を書かない。構成を書く

当サイトは「相場」を書きません。

  • ✗ 「ギターを始めるには3〜5万円が相場です」
    誰も検証できません。何を買えばその金額になるのかも分かりません
  • ◯ 「この6点を買うと31,780円。内訳は下記。取得日 2026-10-01」
    1点ずつリンクを確認できます

金額は必ず品目の足し算です。編集部が「だいたいこれくらい」と決めた数字は、1円も入っていません。

そのため当サイトの記事では、「相場」「だいたい」「平均的に」「ピンキリ」という言葉を使いません。これは方針ではなく、投入前に機械でチェックしているルールです。

3つの構成で出しています

同じ趣味でも、どこまで揃えるかで金額はまったく変わります。そこで必ず3段階に分けています。

  • 最低限セット
    これが無いと始められない物だけ。中古や入門品も含みます
  • 標準セット
    一般的な新品の入門グレード。すぐ買い替えにならない水準です
  • こだわりセット
    長く続ける前提の構成。上限は示しません(際限がないためです)

価格の種類は5つだけ

品目ごとに、価格の出どころの種類を明示しています。この5種類以外は載せません。

  • 実売:通販サイトに現在表示されている価格
  • 公式料金:スクール・教室・施設が公表している料金表
  • 中古相場:中古市場に実際に出ている出品価格の幅
  • レンタル:レンタル事業者が公表している料金
  • 公的料金:施設の使用料、免許・登録料、検定料など

どの商品を数えているか

「最安値」を探しているわけではありません。入門者が実際に買うものの中で、最も安いものを数えています。選び方は本体と小物で分けています。

小物(チューナー・ピック・スタンドなど)

  1. レビュー件数の多い順で候補を取ります(価格の安い順で取ると、レビュー0件の無名の出品ばかりが並び、実際に買われている商品が1件も入りません)
  2. レビューが100件以上あり、在庫があるものだけを残します
  3. 品名にその道具の名前が入っているものだけを残します
  4. 残った中で最も安いものを採用します

本体(楽器・カメラなどの主役になる道具)

本体にはレビュー件数を使っていません。通販サイトでは同じ商品でも店ごとに別のページになるため、レビューが分散して「商品の人気」を表さなくなるからです。実際、有名メーカーのギター本体はどれもレビューが0件でした(レビューが集まっているのは初心者セットばかりです)。

そこで本体は次のように選んでいます。

  1. その分野で実際に名前の挙がるメーカーの製品に限ります(検索結果の上位ページが実際に使っているメーカー名を集めて決めています)
  2. 複数の店が扱っている型番だけを残します。1店でしか売られていない商品は、価格が適正か確かめられないため採用しません
  3. 中古・ジャンク・訳あり品は除きます(中古は別の項目で分けて出しています)
  4. 残った中で最も安いものを採用します

3番目は、見た目より大事な条件です。通販サイトの商品名には関連語が詰め込まれているため、検索しただけでは別の商品が上位に来ます。実際に当サイトでも、「ピック」としてカポタストの商品が入っていたことがありました(商品名に「ピック」の文字が含まれていたためです)。

同じことが起きていないか読者が確かめられるよう、表の「備考」欄に、実際の商品名をそのまま載せています。当サイトが付けた品目名と見比べてください。

なおピックのように、カテゴリ全体でレビューがほとんど付かない品目では、100件という条件を満たす商品が1つも存在しません。その場合に限り件数の条件を下げていますが、下げたことと理由は品目ごとに記録しています。

載せないと決めていること

次のものは、当サイトには載りません。

  1. 出どころのリンクと取得日が無い金額は、合計に入れません。その品目は「価格不明」と表示して残します(消してしまうと合計が安く見えて、かえって誤解を招くためです)
  2. 必須の品目に価格不明が含まれるページは「概算」と表示し、予算からの絞り込みで金額順に並べません
  3. 推定・按分・「〜くらい」での穴埋めは一切しません

ひとつでも推測の数字が混ざると、すべてのページが「推測が混ざっているかもしれないサイト」になります。検証できるかどうかは、ページ単位ではなくサイト単位でしか判断されません。だから機械的に守っています。

いつの価格か

すべての価格に取得日を表示しています。

  • 通販サイトの価格と中古価格は2週間に1回取り直しています
  • スクールの料金など手作業で確認しているものは、最終確認日を表示し、半年を超えたものには「要確認」の表示を付けます

古い情報を古いと言わないことが、この種のサイトで最も信頼を損ねる行為だと考えているので、ここは機械で処理しています。

順番の付け方

一覧を並べるときは、金額・置き場所・時間といった数値の軸でのみ並べ替えます。

「おすすめ順」「人気No.1」は作りません。根拠を示せない順序だからです。広告の有無で順序が変わることもありません。

やめたときに「いくら戻るか」は書きません

当サイトは、「売れば◯円戻ります」という金額を出していません。

買取価格には、誰でも確認できる公表された一覧が存在しないからです。中古ショップに出ている販売価格なら確認できますが、それはお店が買い取ったあとに利益を乗せた価格です。自分が売ったときに入る金額は、必ずそれより低くなります。その差がいくらかを、当サイトは推測しません。

代わりに、事実だけを出しています。

  • その道具が中古でいくらで売られているか(最も安い出品と、中央値=安い順に並べたときちょうど真ん中にあたる出品の価格)
    平均は出していません。平均を取ると実際には売られていない金額になるためです。どちらも実在する出品1件の価格です
  • 中古の出品がどれだけあるか(少なければ「中古市場が薄い」という事実そのものが判断材料になります)
  • 本体を中古にして始めた場合の金額(実在する価格どうしの引き算です)

読み手が本当に知りたいのは、戻る金額の正確な数字ではなく「続かなかったとき、この道具は値が付くのか」だと考えています。それは事実だけで示せます。

中古の価格をどう選んでいるか

中古の金額は、通販サイトの検索結果をそのまま平均したものではありません。次のように絞り込んでいます。

  1. その道具の「本体」のカテゴリに限定します(「入門セット」のカテゴリには中古がほとんど出ないためです)
  2. 品名に道具の名前が入っている出品だけを数えます
  3. ジャンク品・部品取り、および教本・楽譜・CDなど「その趣味についての中古品」は除きます
  4. 条件を満たす出品が5件に満たない場合は、金額を出しません(数点しかない市場で中央の価格を名乗るのは、数字の形をした推測になるためです)

この絞り込みには偏りがあります。出品者がカテゴリを間違えて登録していることがあり、本体のカテゴリにアンプやペダルが混ざっているのが実情です。それを除くために品名で絞ると、型番だけで出品されている本物の中古品も一緒に落ちます。

当サイトは取りこぼすほうを選んでいます。落とせば金額が実際よりやや高く出ますが、載っている数字はすべて本物のままです。混ぜてしまうと、ペダルの値段を「中古ギターの最安値」として出すことになります。つまり、ここに出ている中古の最安値は、正確には「品名に道具の名前が書かれている出品の中での最安値」です。

広告との関係

当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンク経由で購入・申込があった場合に収益を得ることがあります。広告を含むページにはその旨を表示しています。

ただし、広告の有無で金額や順序を変えることはありません。金額は機械的に集計されたもので、人の手で調整する仕組みを持っていません。

また、買わずに済む方法(体験する・借りる・中古で買う)を新品の購入より先に載せています。これは読者にとって現実的な順序であると同時に、当サイトが「とにかく買わせる」設計になっていないことの表れでもあります。

誤りを見つけたら

価格は変わります。お気づきの点があればお問い合わせページからご指摘ください。正しい価格が確認できるページのURLを添えていただけると、確認が早く済みます。

最終更新:2026年9月20日

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